遺品整理におけるカメラの取扱い

2024年8月23日

店主は今までも中古カメラ売買に携わってきておりまして、カメラのお買取りをさせていただく場面に多く遭遇させていただきました。
通常通りお客様とコミュニケーションをとりながらお買取りさせていただくことが多いのですが、お客様の中には親族や知人の遺品整理を頼まれてご依頼をいただくことがあります。
個人が大切にしていたカメラを売却する際、どのように取扱えばいいか迷うことはないでしょうか？
今回はカメラの遺品整理についてお話させていただこうと思います。

カメラの遺品整理をするうえで大切なこと

カメラの遺品整理をするうえでまず大事にしていただきたいことは

カメラの専門業者に買取を依頼してほしい

ということです。

世の中にはたくさんの買取業者さんがいます。総合的になんでもお買取りをしているリサイクルショップや、遺品整理を請け負い、その過程で個人の品物をお買取りしている業者様もいらっしゃいます。
基本的には一括ですべて請け負っていただける業者様に依頼されてもいいのですが、もしも時間が許すならば、各商品は専門の業者様に依頼されるといいかと思います。
カメラ、オーディオ、骨董品の類など、買取業者様の中でも、専門性の高い商品を扱っているお店はたくさんございます。
故人の大切にされていたものは、その正しい価値を判断できる業者様によって価値を見出し、次にその商品を愛してくれる誰かに引き継いでもらうことが、故人にとっての良い弔いになるのではないでしょうか。

私自身は、自分がもし亡くなってしまったら、そのカメラは価値をしっかりわかって、自分のために使ってくれる誰かに譲りたいなと考えるからです。（残念ながら私の子供たちは今のところカメラに興味はなさそうです…笑）

当店のカメラの遺品整理依頼方法

当店においてカメラの遺品整理を依頼していただく場合は、トップページやこのページの下部にある買取申し込みのフォームから、通常の買取依頼と何ら変わらずご依頼いただけます。
買取依頼にてお聴き取りをする際にどなたの持ち物であったかなどをお聞かせいただく場合もございます。
私個人はですが、故人でもご存命の方からのお買取りでも変わらない取り扱いをさせていただきます。

ですが、お買取りさせていただくカメラを見ると、故人がどのような写真を好んで撮影していたか見えてくる時がございます。
故人の撮影に関する思い出をお聞きしたときに、カメラから連想される個人の人柄が見え隠れするとなんだかうれしくなったりするものです。

中古カメラ店は思いを繋ぐ場所でありたい

カメラは写真を残すものです。
その人がカメラを使うということは、その人の見てきた歴史を、そのカメラはとらえてきたということです。
そんなカメラが、中古カメラ店に売却され、修理やメンテナンスをして次のユーザーにわたり、またその人の歴史を記録していく。
中古カメラ店はその橋渡しの役割を担っていると、インヘリットカメラは考えます。

大切な人が使っていたカメラだからこそ、大切に扱ってくれるあの店に譲りたい。
そう思ってもらえるカメラ店を目指していきます。

カメラの査定を依頼する

当店のLINEアカウントのQRコードを読み取るかバナー画像をタップしていただき、『インヘリットカメラ』のLINEアカウントを友達登録後、お売りしたいカメラやカメラレンズの画像を送っていただくことで査定が可能です。画像が多いほど（全体、付属品、ダメージ箇所、汚れ箇所、）・動作に不具合があるのかないのか査定金額がより正確になります。ぜひお気軽にLINE査定をご利用ください。

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