目次
フィルムの保管方法について
高温多湿を避ける
フィルムを購入した後に注意することとして高温多湿を避けて保存する必要があります。
フィルムは乳剤などの化学薬品を使用しているために、高温多湿の環境では劣化が進みやすくなるのです。
フィルムは冷蔵庫保管がおすすめ
またパトローネに入っているとはいえ、やはり直射日光は避けるべきですから、冷暗所に保存することが望ましく、家庭では冷蔵庫に保管することが好ましいでしょう。冷蔵庫で保管されたものを使用する際は、使用前に冷蔵庫から取り出して、自然に常温に戻すようにしてください。
結露してしまうと描写に影響が出てしまいますから、室温や外気温が高い場合はタオルなどにくるんでゆっくりと常温に戻していきましょう。
フィルムの消費期限に注意
フィルムのケースを見ると消費期限が記載されており、基本的にはこの期限内に使うことが好ましいのですが、きちんと保管されていれば多少オーバーしても問題はないでしょう。
期限切れフィルムは10年で一段程度感度が落ちると考えて使うのが一般的です。
最近では期限切れフィルムをつかって淡い描写を楽しむ向きもあるようですが、きちんと保管されていればまだしも、そうでないものもたくさんありますから、期限切れフィルムを使う際は自己責任でお願いいたします。