フィルム写真はデータ化できる?

フィルム写真はデータ化できる?

フィルム写真を撮ってみたい!
でもフィルム写真ってスマホやPCにデータ転送してSNSに投稿できるの?
という疑問にお答えします。

目次

フィルム写真ってスマホやPCにデータ転送してSNSに投稿できるの?

答えはイエス。

フィルムカメラで撮影したフィルム写真をスマホやPCに転送するには様々な方法がありますのでご紹介します。

1 DPE店で現像時にデータ化を依頼する。

これが一番使われる方が多いかと思います。
フィルムを写真店や現像所に持ち込んだ際にデータ化してもらう方法で、現像料金にプラス料金を支払うとフィルムをスキャン、データ化して転送してもらえます。
USBメモリでの持込みなど、お店によって転送の方法は違いますので、あらかじめ問い合わせるといいかもしれません。
また、現像済みのフィルムも持ち込めばデータ化してもらうことも可能ですので、詳しくはお店にお問い合わせください。
仕上がりについて、例えば「青っぽく」とか「温かみのある感じに」など、注文に応じてスキャニングを調整してくれる現像所もありますから、ぜひ行きつけの現像所を見つけてみてくださいね!

インヘリットカメラのおすすめは、札幌菊水写真現像所さまです!
ネガフィルムの現像、スキャンの技術はもちろん、モノクロフィルムの現像まで対応してくれる今では少なくなった「職人の」現像所です!

※これは個人的な思いとお願いですが、現像店で現像を依頼した場合は、現像の際ぜひ「同時プリント」をお願いしてみてください。
現像されたフィルムをデータだけでなく、印画紙にプリントされた写真をぜひ見てみてください!やはり「物質」として手元に写真があることはとても素敵なことですし、なにより!現像所さんはプリントをすることによってその枚数分の売り上げを得ることができますから、結果的にフィルム業界全体の寿命を延ばすことにつながります!
※さらにもう一つお願いがございまして、現像したフィルムは、ネガ、ポジ問わず捨てないでくださいね!現像済みのフィルムさえあれば何度でもプリントを作ることができますし、それは大事なあなた自身の記録となりますから、「データ化したから」「プリントし終わったから」といって廃棄せずに、ぜひ大切に取っておいてくださいね。

2 現像したフィルムをフィルムスキャナでデータ化

 現像済みのフィルムを市販のフィルムスキャナを使用してデータ化する方法です。
 フィルムスキャナは各社から発売しており、フラットベッド型、スライド型のほか、スマホをセットしてスマホカメラで読み込むタイプなどもあります。
 自分で取り込んだ後に写真編集ソフトで色味の調整などができる点も大きな特徴です。

3 フィルムをデジタルデュープする

 上記のフィルムスキャナと同じく、道具さえあれば自宅でデータ化可能な方法です。
 様々なコツが必要ですが、ある程度の道具などを記載してざっくりと説明いたします。
 必要なものとしては「均一な光源、デジタルカメラ、マクロレンズ、カメラの撮像面とフィルムを平行に固定できる装置、写真編集ソフト」です。
 均一な光源としてはスライド観賞用のライトボックスなどがいいかと思います。
 デジタルカメラとマクロレンズで近接撮影できる環境を整えます。
 最後にスライドコピー台やフィルムデュープ用の専用機器を用意して、フィルムと撮像面を平行に保って撮影することが大切です。
 これらを使用して撮影した画像をPCなどに取り込み、写真現像ソフトを使用して、ネガフィルムの場合はネガとポジを反転してから色味を整えて仕上げをします。

このように、フィルム写真をデータ化するには様々な方法があります!
SNS全盛期の現代において、フィルムの独特な風合いで作り出した作品を投稿して楽しむのはもちろん、ぜひフィルムの楽しさを広めてほしいと思います!

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