最近カメラ界隈で流行りのワードといえば「オールドコンデジ」でしょう。
コンデジとは「コンパクトデジタルカメラ」の略で、レンズ交換のできないタイプのコンパクトなデジタルカメラのことを指します。
オールドというくらいですから昔のデジタルカメラが人気なわけです。
オールドコンデジの魅力とは?
オールドコンデジの魅力とは何なのでしょうか?
少し掘り下げてみたいと思います。
1 オールドコンデジが人気な理由
なぜ今人気なのか、というところは正直私にもわかりかねるのですが、どうやら昔のデジカメの荒い画質が「エモさ」を表現できるということのようです。
現代のカメラは、スマホカメラも含めて画質が非常によく、細かいところまで解像し、色鮮やかで、悪く言えばどの画像も似通ってきてしまっているともいえるでしょう。
しかしやはり写真を撮る人はいつだってオンリーワンを追い求めるものです(?)
発展途上だった時代のデジタルカメラの画質は荒く、黒潰れや白飛びに弱いためやや淡く、動画を撮れる機種ではフレームレートの遅さから8ミリビデオのような仕上がりになる。
そんな、言い方はわるいですが「画質の悪さ」を手軽に手に入れられることが人気の秘訣なのかもしれません。
2 お求めやすい価格
オールドコンデジは往々にしてお求めやすい価格で手に入れることができるかと思います。
機能や人気にもよりますが、今のデジカメと比べものにならないくらいの価格で手に入ります。
気軽に特徴的な描写を得られる点もおおきな魅力でしょう。
3 オールドコンデジの注意点
オールドコンデジを購入する際の注意点としては、「電源の入手性、劣化」「記録媒体の入手性」「経年劣化」が挙げられるかと思います。
いわずもがな古い商品ですから、バッテリーはもちろんその充電器に関しても生産完了品であることが多いです。
そうなると、バッテリーなどの電源が劣化して使用不能となると、撮影自体が不可能となりますから注意が必要です。
記録媒体も注意が必要で、XDピクチャーカードやメモリースティックDUOなど、現在は販売されていない記録媒体もありますし、SDカードにしても、現在の規格であるSDXCなどの大容量カードでは認識されない場合も考えられるので事前によく確認することが大切ですね。
最後に経年劣化についてです。
やはり「オールド」ですし、機体自身の劣化は否めません。
また修理するにしても部品の調達が難しく、壊れてしまった場合は修理は不可能であると考えていただければと思います。
使うにあたって、歴戦の勇士に最後にひと花、咲かせてあげるつもりで使ってあげてくださいね!笑