カメラ屋さんになるんだなぁと言う一日

オープンまであと三日となりました。
本日やっと内装がほぼ整って、商品を陳列できるような状態にまで持ってこられました。

棚板をどんどん塗ります。色むらがなんかいい感じ!

思えば数か月前に、併設の富樫政雄商店さんに訪れ、「独立を考えている」と話したことがきっかけで始まったこの動き。
なんの計画も立てていなかった私にはチャレンジさせてもらえる環境を手に入れ、清水の舞台から飛び降りる心持でお話をお受けしてここまでたくさんの人の助言や支えがあって店舗化を進めてまいりました。

お祝いの品もいただいてます。

本当に人に恵まれているなと思います。
一方で、私の至らなさゆえにご迷惑をおかけする面も多々あり、それらの負債はこれからどんどん大きくなって挽回できればと思っています…。

私は正直に言えば「カメラ屋」を名乗るには、圧倒的に知識が不足していると感じます。
ライカの希少シリアル?カメラの発売された背景?失われた各国のカメラメーカー?
知らないことがあまりにも多く、とてもじゃないけど「カメラ屋」と名乗ることはおこがましいことだと思っていました。

少しずつそろえた什器や商品

世の中にはあまりにも多くのカメラが産まれ、そして廃れていったり、失われていったりするなかで、ありがたいことにカメラは「中古カメラ」というものが一般的に流通するジャンルとして確立されており、多くの人が今も中古カメラを手に取り、古き良き時代のプロダクトに触れられる機会がほかの趣味に比べ多いように感じます。
私も多分に漏れず中古カメラを手にし、その魅力に取りつかれた一人でした。

今も古いカメラを見るとワクワクしますし、カメラ買取店に勤めて多くのカメラを目にするにつれ、その魅力は底がしれないものであるとはっきり認識しています。

だからこそ、今やらなきゃいけないんだと、特にここ最近は強く思います。
今、私がタイミングをつかんでカメラ屋を始めることができるのは、この先も中古カメラの文化を残してほしいという、カメラたちからのご神託だと思っています(笑)

多くのカメラを次代に残していきたいですね

カメラを買取り販売するということは、単に商売というだけでなく、大切なカメラを、次に大切にしてくれる誰かへ受け継ぐ橋渡しだと思っています。

陳列されたカメラやフィルムを見て、改めて「カメラ屋になるんだなぁ」と一日の終わりに実感しました。

外観からの雰囲気もガラッとよくなりました。

多くの方にこれからも支えられながらカメラを繋ぐ役割を続けていけたらと思っています。
カメラ買取を通じて知り合えた方も、販売を通じて知り合えた方も、多くの人につながるカメラ店、インヘリットカメラ。

オープンまであと3日

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