第1回インヘリットカメラフォトコンテスト「#1フィルムフォトコン」の受賞者を発表します。
当フォトコンは、フィルム一本を作品として読むコンテストです。
受賞作品は、ぜひ写真の後にある【作品全容はこちら】をクリックして、1ロールの作品としてご覧になってください。
入賞作品の最後には審査員による講評もありますので、ぜひご覧ください。
※コンテスト参加者各位は、店頭までネガとプリント、データを受け取りにいらっしゃってください!
大賞
大賞作品については、応募者の意向により辞退となり、画像の掲載は行っておりません。
なお、審査および受賞結果に変更はありません。
準大賞

No.10 平山 実奈子
「時計~それぞれの時間の中で~」
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No.44 鈴木 叶
「わからない世界を、少しでも」
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審査員各賞
シュンオサダ賞

No.21 近野 千里
「0秒前」
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蝦田トシユキ賞

No.47 笹谷 健
「人生最後の36枚」
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黒崎三眼賞

No.48 佐藤 煌斗
「自と他」
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山田雄太賞

No.16 平川 知未
「4」
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入 選

No.4 林 祐也
「並行線」
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No.12 菅沼 良隆
「ビールな日常」
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No.29 嶋野 遥
「漂」
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No.30 安田 憲司
「あれから50年 私をスキーに連れてって2026」
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No.34 鎌田 美奈子
「旅と日常」
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#1フィルムフォトコンフォトギャラリー
提出された皆さんの1ロールの中から1枚、インヘリットカメラ店主が選んだ写真をフォトギャラリーとして公開いたします。
(エントリーナンバー、氏名などは省略させていただきます。予めご了承くださいませ。)











































審査員
関わってくださったたくさんの皆様、本当にありがとうございました!
次回は…夏!?


フィルム一本を作品として読む。
このコンテストは、AIや過度な加工が当たり前となってきたいま、撮影時にすべてを注いで作品を作れないのだろうかというアンチテーゼ的な思いで始めたものでした。 自分自身が見たものに後付けで意味を足していくのではなく、その時に感じた意味をすくい取ることが写真の本質の一つだと、私は信じているからです。しかし、提出されてきた作品を見るにつれ、フィルム一本を通して一つのテーマに向き合い、撮影者本人も撮影結果がわからないワクワクや不安、それでもテーマに向き合い試行錯誤する様子が写真を通して伝わり、自分自身も写真との向き合いかたを考えていくきっかけになりました。
テーマを決めて撮るというのは、それに囚われて撮影をするというある種息苦しい状況です。でも皆さんの写真は生き生きしていて、時に迷い、時に不安から予備的に余分に撮影をし、時に反射的にテーマにそぐわないシャッターを切ってしまうというような実に人間らしい写真にあふれており、フィルムという記録媒体が持つ不可逆性と、このコンテストの特殊性によってセレクトで省かれることなく私たちの目に飛び込んできました。
そのどれもがこの世界に存在した誰かの見た記憶の断片であり、現像という手段によってまぶしい輝きを放ってこの世に現れた瞬間に立ち会うことができたのは幸運というほかありません。
発表まで写っているかどうかすらわからないということの是非もあるかとは思いますが、それでもこのコンテストに挑戦してくださったことがただただうれしいです。
ルール上、順位をつけなければならないのが心苦しいほどに、素敵で、不思議で、不気味で、暖かで、冷酷で、たくさんの思いの詰まった44本の旅の記録は、私にとっても大切なものとなりました。
ご参加いただいた皆さま、貴重な36枚の旅を私たちにシェアしてくださって本当にありがとうございました。